酒蔵見学レポート
img_0469_s

大山酒造訪問記

2009.03.08
杜氏・南谷義昭を筆頭に焼酎づくり一筋の酒蔵。蔵に泊り込んで焼酎づくりに取り組み、苦労と努力を積み重ねによって、 「伊佐大泉」が生まれる。麹は昔ながらの手造りによる手の込みよう。

  • 大山酒造の銘柄はレギュラー酒の「伊佐大泉」のみ
    単一ブランドに絞り込んで、味と香りの改良、改善に取り組み続ける蔵元。洗米、種麹付けは手作業を守り、業界での評価が高い。
    周辺には大口酒造、甲斐商店の大山酒造と同じく「伊佐」を冠した代表蔵元が競合する地域でもあります。
    その昔、大口、菱刈にあった13社中11社が参加し、大口酒造協業組合を設立。これに参加しなかった2社の内、1社が今回ご紹介する大山酒造です。
  • 理由としては「一つのエリアに銘柄が一つでは消費者を満足させられない。消費者の事を考えれば、ブランドの選択肢が必要だ。」と教えていただきました。

    まず伊佐大泉の特徴を決める川内川流域の地下水。仕込み水(モロミを造る際に混ぜる水)と、割り水(蒸留後に混ぜる水)に使用する。ちなみに掘り出した水は溜めておかないらしく、鮮度が非常に高いので美味しく安心です。

    img_0018_s3
  • img_0026_s3

    写真は麹室。奥にある木箱みたいなものが麹蓋(麹を小分けにして更に寝かせる為のもの)です。

    img_0035_s

    次に二次仕込み用タンク。芋の糖分によってモロミが更に発酵します。温度管理はタンク内に設置された筒の中に水を流し温度が高くなれば温度を下げるよう調正できます。

  • img_0008_s1

    二次仕込みが終わると、蒸留までの間別のタンクに移され、約9日間寝かされます。

  • img_0020_s

    蒸留後、写真の地下タンク(タイル張り)に流れ込む仕組みになっています。トップの画像が溜まった状態です。画像加工を施してますので、正確な色ではありませんが、実際は透き通った実に神秘的な印象でした。

  • img_0040_s1

    何気にふと見上げると木造の蔵ですね。年季の入った良い色の梁と、漆喰の白がまたおしゃれです。

  • img_0470_s

    で、最後に写真奥に見える貯蔵タンクです。ここに、地下貯蔵タンクより焼酎原酒を移し、熟成させるのです。

  • img_0478_s

    非常に残念ながら、今回仕込みの見学はできませんでした。これには理由があります。

  • 芋の最高の状態の期間だけ仕込みをし、早く造り終わるのがこの大山酒造のこだわりなんです。 素材は生き物です。一番旬で新鮮なものがやはり生き生きした焼酎を造る秘訣ではないかと感じました。
バナー
酒蔵見学レポート

日本各地に銘酒を作り続ける酒蔵があります。製法、伝統が各蔵ごとに違い、同時に、違う味わいを持ったお酒が誕生する。そんなロマンをお伝えできればと考えます。

業務時間 10時30分~20時
営業日  毎日営業
駐車場  普通車6台駐車可能
0729-60-3033 0729-60-3034